先週のウィクパ後、ボドゲオフ会に備えて友人二人に『Blade Rondo』のレクチャーをしました。

インストに手間取るかとも思いましたが、普段からTCGに触れているためか、大変理解が早い。
流石は師匠とその友達だ。

当ブログの熱心な読者であるH氏は、シャドバで得たアドバンテージなのか素人とは思えない程ピックが早い。

対する師匠の方は、一つ一つのカードをしっかりと見定め、こちらにルールとテキストの確認をすることも怠らない。
初めての人に「7枚カードを選んで」と話したら普通は7種類選びそうなものですが、同名札を積み始めるのには畏れ入る。

TCGプレイヤーとしての個性が見え隠れして、側から見ているだけで大変面白い模擬戦でした。

そんなわけで、今更ながらカードの紹介。


【物理攻撃】
15291463152320

《斬撃剣》
コスト1の物理攻撃。
たかがコスト1と侮る無かれ。
物理攻撃は単純にプレイヤーの攻撃力そのままなので、しっかり加熱法で高めていたなら布石チェッカーとしての役割を十全に果たしてくれることでしょう。

《舞踏剣》
特性は連撃。
このカードを使うなら毎ターンの加熱法は欠かせない。攻撃力を高めることで相手に対策札の強要が可能。

解りづらいテキストをしているこのカード。
要は「一回目の攻撃以降は連続して斬撃剣が放てますよ」ということ。
ボルテージ5なら4回の物理攻撃が可能なわけで防御力も布石も無い相手なら唐突に殺せます。

逆に相手取るなら、加護法でしっかり防御力を高めておくか、封厄のアゲートで封印が無難。

《闇黒剣》
特性はレスポンス無視。
相手の伏せた布石カードを無視して攻撃を通せる。MTGで言うところの刹那持ち。

詰め手段として非常に優秀であるので自分は見掛けたら即ピックする派。

レスポンスはさせませんが、エチュードでの軽減は有効なので、確殺でないところに味がある。

イデア戦だと、金枠が持っている《失伝耐性》を無視出来る。強い。

《お気の毒の刃》
特性は毒。
コスト3の物理攻撃で、1点でも通れば相手に毎ターン1点を与える毒を盛ります。
一度毒にしてしまえば解除手段は無いので、安定したダメージソースに。

このカードをピックするなら、長期戦を意識して防御手段を一緒に揃えたい。

師匠は気に入ったのか、良くピックしていた印象。

《意志砕きの鉈》
特性はハンデス。
相手の選んだ3枚の内から1枚を選ぶ方式なので、ピーピングカードとしても優秀。このゲームの手札情報アドは想像以上に大きいのです。

後攻であるなら鼓動法を使用して最速2ターン目に決めることも出来ますが、相手がそれに合わせて霧紡ぎのパールを仕込んでいたなら目も当てられない……。

あえてアタックを上げずに油断させておいてエチュードで1点通す手法も考えられる。
複雑な駆け引きを作り出す良カード。

《絶対剣》
特性は防御力無視。
物理攻撃で一番重いコスト5のカード。

序盤に舞踏剣で防御を強いらせておいてからの絶対剣は、シンプルながら強烈な一撃。

物理主体で組む時には真っ先に入れていました。


【魔法攻撃】
15291463152921

《イグノコスモス》
コスト1の魔法攻撃。
魔法攻撃は全て防御力無視の特性を持っていますが、威力は常に固定。
このイグノコスモスは最小の威力である1ダメなので、使い勝手はパッとしないか。

《ガウラミアズマ》
特性は低コスト高火力。
たった2コストで物理防御無視の3点ダメの高火力カードですが、代償として自分も3点のダメージを受けてしまいます。

速攻寄りの構築であれば採用しても悪くないかと思いますが、やはりみんな敬遠しがち。

自傷ダメが想像以上に重く癖が強すぎる1枚。

《フレアビスカス》
特性はハンドレス。
通常時は4コス3点の魔法攻撃。ハンドがない場合にプレイした場合は火力が倍の6点に跳ね上がる。

このカードを軸にするのなら、残りのパーツは使い捨てのカード主体にピックするとハンドレスが狙いやすい。

ハンドレスダメを繰り返し狙うのなら、天敵となる意志砕きと封厄をどう躱すかがミソとなりそうです。

《マナティックルピナス》
特性はライフ半減。
相手のライフの半分(切り上げ)の魔法攻撃。

相手のライフが初期値の15の時にプレイしたなら、7.5の切り上げで8点のダメージ。4コストではまさに破格。

使い捨てなので一度止められてしまえばそれまでですが、対処札が霧紡ぎのパールくらいしかないためきっと通るはず。

真の天敵はライフ回復のウィスパー。魔法攻撃に頼りきりだった場合、ダメージレースが苦しくなる。

《トリビュートリリィ》
特性は即死。相手は死ぬ。

8コストは全カード中最大の重さ。それゆえにその効果もハジけています。

このカードの前では防御力も意味を為さず、ライフ分の魔法攻撃を叩き付けます。

対処手段はエチュードとパールとダイヤモンドなどが考えられます。
意志砕きなどでピーピング後に決めに行くも良し、相手の特攻を躱した返しにカウンターするも良し。

いずれにせよこのカードの存在意義は秘匿するに限ります。

舞踏剣並みに理不尽感を覚えるこのカード。相手取る場合は、序盤からの動きをジッと見つめるのもいいでしょう。

例えば、加速するロンドの2連打。
例えば、加熱法を全くしない。

そんな行動を見掛けたら、このカードの存在を意識すると良いかもしれません。

もっとも、気付いたところで対処手段が無ければ死ぬだけですが……。


【補助】
15291463153652

《燐灯るエチュード》
コストを払って発動後エンチャントのように場に残り、好きなタイミングでダメージの増減をすることが出来る。

相手から受けるダメージを1点減らすも良し。こちらが与えるダメージを1点上乗せするも良し。

使うタイミングが難しいが、相手の計算を狂わせる地味ながら優秀な1枚。

確定したダメージに1点を増減する仕様上、相手の防御が上回っていても物理をゴリ押しすることも可能。

《慈しむウィスパー》
ライフ回復カード。2コスト4点回復を安いと見るか高いと見るか。

ウィクロスの生々流転のように相手ターンに撃てるわけではないですが、レスポンスと違って腐ることが無い点はやはり大きい。

トリビュートリリィや猛り狂うカデンツァなどの高コストカードを主軸に戦うつもりなら、持久戦に持っていけるこのカードを是非ともピックしたい。

《陽光導くカンタータ》
あの金枠イデア『ガウニレチカ』先輩の剣。個人的、声に出して読みたい剣名ナンバーワン。

効果は、このターン中の攻撃力を2ポイント上げます。
イデア時と変わらず物理こそ正義を地でいってますね。素敵です。

競合札の加熱法が、永続攻撃力強化なのが最大のネック。

《加速するロンド》
ボルテージをエンド時に1上昇させる補助オブ補助。

ボルテージが増えるということはそのまんま、毎ターンの行動の幅が広がるわけである。非常に強力な効果。

迷ったら取り敢えずとっとけな1枚。

《猛り狂うカデンツァ》
トリビュートリリィの次に重い1枚。本作唯一の召喚を行うカード。

攻撃を行ってくれるのが次のターン開始時のためテンポは悪くなるが、毎ターンノーコストのATK10点パンチは強い。
あっ、封厄のアゲートはやめて……。


【布石】
15291463153853

《絶命棄却のダイヤモンド》
ライフがゼロになった直後にライフ2点の状態で蘇生を行える驚異のカード。トリビュートリリィの天敵。

「このカードがあればまだ助かる。マダタスカル、マダガスカルッ……そうれっ、ここっ!!!」

《霧紡ぎのパール》
MTGで言うところの魔力の乱れ。相手が1コスト支払わない限りその攻撃を無効化する。

鼓動法や加速するロンドで繰り出してきた速攻に対してカウンター出来たら爽快この上なし!!!

確実にクロックを刻みに来る相手には弱いが、しっかりとマストカウンターを決めることで大幅なテンポアドバンテージを獲得できる。
布石カードでは一番好き。

《封厄のアゲート》
舞踏剣絶対殺すウーマン。
相手が使ってきた攻撃札を下敷きにして同名札ともども封印する。

攻撃の主力を奪えれば非常に強いが、相手が使い捨ての札ばかりであれば旨味が薄い。

強烈に刺さる一方、腐る状況も多い。
このカードをピックするかどうかは、他のカードをしっかり吟味した上で行うといいかもしれない。

このカード2枚と舞踏剣を15枚の中で見付けることが出来たなら恐れることなく舞踏剣で殺しにいける。存分に舞うとしよう。

《月光のルチル》
発動ターンのみ、3点の防御力を加算してくれる防御札。
相手の物理攻撃、特に斬撃剣や舞踏剣相手に力を発揮する。

加護法が間に合いそうもない局面において相手の計算を狂わせる事が出来る。
もし回ってきた札が魔法中心であったなら、向こうには物理攻撃の札が多くあるはず。
保険のために取ってみるときっと役に立つことだろう。